「
心筋梗塞 治療の体験」
災難は突然やってきました
26年1月6日 仕事はじめを務め帰宅 夕食を終え しばらくしたら 胸に締め付けられるような痛みが走りました
すぐ息子に電話をしよびました 9時ころ息子が到着 救急車で病院にいくかどうか検討しました また病院にも電話をし 相談をしました そうこうしているうちに 痛みが少し和らいだので、 明日いちばんで 病院に行くことにして その日は就寝 しました
翌朝7日5時 また胸が急に痛み始め 寝ていられなくなりました 朝食も食べる気がしなく かかりつけの病院が開くのをまちました
早速 心電図をとってもらったところ 緊急処置が必要と診断され 救急車を手配していただき 循環器手術ができる設備の整った大病院へ運んでいただくことになりました
検査の結果 心筋梗塞と診断され 10時前には 手術台に乗ることなりました 手術は 腰のところにある大腿動脈から血管内にカテーテル(細長いチューブ)を挿入し 冠動脈の詰まったところに カテーテルの先端につけられたバルーン(風船)を膨らませ 血流を確保し 金属製のステントを留置し 手術は完了となりました この間 1時間と少し 比較的順調でした
手術後は 冠動脈が詰まったことによる心筋の壊死(合併症)がおきているかどうかの検査を重ねることになります 私の場合 心筋梗塞が起きて 12時間以上たってからの手術でしたので 生命の危険も大きかったのですが 幸いなことに 詰まった血管個所が完全閉塞ではなく わずかに血流があった(運が良かった)ため 心筋の壊死は免れたようで ショックで硬直し 眠ったように動かなくなっていた心筋を 自分の内なる力で目覚めさせているところです 手術後1日 順調に回復しています
あとは体内に異物(ステント)を入れた副作用を防ぐためのお薬を飲み続けることになります
今回の教訓は いつもとは異なるひどい痛みがでたときは 躊躇することなく 救急車で病院にいくことが肝要と自覚したことでした
今回 わたしは日本の医学の進歩を実感しました (以前は 心筋梗塞の手術は2~3時間 、入院は1か月を要したそうです)
入院は10日ほどの予定ですので 退院まで ブログはしばらく休ませていただきます
手術はしましたが わたしはとても元気です どうか心配はなさらないでください